1/28 奈良の「若草山焼き」
- 公開日
- 2018/01/28
- 更新日
- 2018/01/28
大野小の部屋
昨日27日(土)の夜、奈良の冬の伝統行事「若草山焼き」が奈良市で行われました。観光客ら18万人が、夜空を赤く染める光景に歓声をあげたそうです。
6年生の子どもたちは、5月18日(木)の修学旅行で、文字通り若草色に染まった同じ若草山を麓から必死に登り、歩き通しました。若草山の頂上から見た風景は格別だったと聞いています。
今回の山焼きは、午後6時過ぎに花火が打ち上げられた後、地元の消防団員約300人が一斉に枯れ草に点火、帯状となった炎は一気に山の中腹まで燃え広がり、興福寺五重塔などをシルエットに、若草山が浮かび上がったそうです。
山焼きの起源は「江戸時代末期に山頂の鶯塚古墳の霊魂を鎮めるために行った」など諸説あり、現代では防火や世界平和を祈る行事になっているそうです。
子どもたちには、いつの日か再び若草山を訪れ、「山焼き」を自分の目で見て、日本の伝統文化のすばらしさを味わうとともに、楽しかった修学旅行を思い出してくれるといいなと思いました。
(画像は中日新聞から引用させていただきました)