11月19日(金) 部分月食を観察しよう
- 公開日
- 2021/11/14
- 更新日
- 2021/11/14
お知らせ
4年理科「月の位置の変化」、6年理科「月の見え方と太陽」に関連した学習をしましょう。
11月19日の夕方から宵にかけて、全国で部分月食が見られるそうです。
月食は、月が地球の影に入ることによって起こります。地球の影によって全て隠される「皆既月食」と、一部が隠される「部分月食」があります。今回は部分月食ですが、月の大部分が影の中に入り込みます。
部分月食の始まりは、16時18分頃です。ただし、名古屋の月の出は、16時40分頃ですので、月が欠けた状態で空に昇ってきます。これを月出帯食(げつしゅつたいしょく)と言うそうです。今回の月食は、東の空が開けた場所で観察しましょう。
月が最も欠けて見える、食の最大は18時02分です。皆既月食の場合には、完全に影の中に入った月が赤黒い色(赤銅色とも呼ばれる)になって見えることが多いのですが、部分月食では影の部分の色は暗いだけではっきりしません。ただ今回の部分月食では月の大部分が影に入りますので、食の最大の頃には影の部分が色づいて見えるかもしれません。
本年度紹介してきた天文ショーは、ことごとく雲に阻まれて見ることができませんでした。今度こそは、見られることを祈りましょう。
↓国立天文台HP ほしぞら情報より
https://www.nao.ac.jp/astro/sky/2021/11-topics03.html