学校日記

柴船権現

公開日
2011/05/14
更新日
2011/05/14

校長室より

天正10年(1582年)
明智光秀による本能寺の変。

堺にいた徳川家康は、急ぎ岡崎城にとって返します。
伊賀山中を越え、伊勢白子浜から柴船に便乗して常滑の浜に上陸します。
市場村でしばらく滞在し、その後、三河大浜に帰着をします。

世話になった市場村の八兵衛にお守りの観音像をお礼に残します。
後に八兵衛は領地と名字(衣川八太夫)を賜り、この地で権現さま(家康公)をおまつりすることを許されました。


今日14日が、市場区の柴船権現大祭。
徳川家康の命日(旧暦4月16日)の直前の土曜日が決まっています。
市場区の法被をお借りし、権現さまに常東のご加護をお願いしてきました。


市場の通りは、歩行者天国。
夜店が並びました。
少し場違いなスーツ姿で歩く私に

「あっ、こおちょーせんせー。なんかおごってー!」
6年生男子たち。うれしいやらはずかしいやら…

子どもらしく、「やいき」があってよろしい!

将来の天下人をめざすか。
そんなことより、夜店めぐりだね。