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- 公開日
- 2012/11/19
- 更新日
- 2012/11/19
校長室より
いじめのアンケートを実施しました。
無記名の選択式です。
常滑市いじめ不登校対策委員会で書式を検討しました。
この調査は、
・誰が加害・被害でなく、いじめがどの程度起こっているのか定期的に調査する。
・教師による実態把握を目的とする。
(事実関係を調査するためにはカウンセリング週間等を利用しています)
※ いじめアンケート集計表(11月実施)
1 いじめをされている。
200/687人
2 いじめを見たり聞いたりしたことがある。
176/687人
3 いじめをしている。
49 /687人
*文部科学省のいじめの定義「子どもが一定の人間関係のある者から、心理的・物理的攻撃を受けたことにより、精神的な苦痛を感じているもの」
上記の結果を重く受け止めて、ひがしでは、
「いじめは人間として絶対に許されない」との意識を児童一人一人に徹底する。
児童一人一人を大切にする教職員の意識の醸成。
継続した調査により、学級の状況や子ども同士の関係性を把握する。また、
いじめを生み出す風土やストレスがないか点検する。
子どものコミュニケーション能力や人間関係力を育む。
スクールカウンセラーや通級指導教室を核とした教育相談活動の推進
を展開いたします。
いじめへの対応は、学校だけでできるものではありません。特にご家庭との連携なくして取り組みは不可能です。
アメリカでは、安全と規律ある学習環境の構築を目的として、ゼロ・トレランスという指導法が広く実践されています。ゼロ・トレランスは、直訳すれば「寛容0」ということです。寛容の名の下であいまいな指導をしないということです。大きな問題行動は、小さな問題行動を曖昧にすることで引き起こしてしまします。
学校と情報共有をして、学校での指導をご家庭でも地域でも進めていくことが求められます。