学校日記

裏方

公開日
2014/05/19
更新日
2014/05/19

校長室より

(朝会講話)
陸上競技大会の表彰でした。

入賞の選手はもちろんおめでとう。そして入賞を逃した人も自己ベストに挑戦した人もがんばりました。
補助員でお手伝いをしてくれた子もありがとう。
選手登録は人数が決まっています。だから、ユニフォームを着たくても着られない子もいました。

4×100Mリレーは、男子の記録は59秒41
個人記録でひがし最速の村田君の100Mは、15秒台。
15+15+15+15=60、1分だね。4人で走ると一人ずつ走るより速くなる。ここがすばらしいところです。練習とチーム力の成果かな。

選手というのはいわば「光が当たる人」だね。試合に出てテレビとか新聞とかに登場してかっこいいね。

5月は気候が一番いいとき。だから、スポーツの話題が多い。
関東学生陸上では、100メートルの桐生祥秀選手が大会新の10秒05で優勝しました。去年の4月に10秒01。夢の9秒台が期待されます。
 
サッカーは、ザックジャパン。W杯メンバー23人が発表されました。長友・長谷部・本田・香川…海外で活躍している選手が多い。

あとは、そうだな。みんなはあまり観ないかなあ。
お相撲。5月場所がやっています。遠藤というお相撲さんが話題です。身長, 182センチで体重146キロだって。大きいねえ。

お相撲には、裏方という言葉があるのさ。
裏方には「行司」「呼出し」「 床山」という人たちがいる。行司はいわば審判だね。審判がいなきゃ取り組みや試合はできない。「呼び出し」アナウンスする人。あと、土俵を掃いてきれいにしたり、土俵作り・管理、太鼓の打分けなんかもします。床山というのは「力士の髪結い」、床屋さんです。
陸上やサッカーでもフィールドやピッチを整える人や情報やデータを集める人とか靴やボールを作る人とかね、多くの人が選手の活躍を支えています。

裏方さんは、いわば「陽があまり当たらない人」。でも絶対になくてはならない仕事なんですね。必要な人。世の中は、いろんな人がいろんな裏方をしてくれていて成り立っています。今の日本は、残念ながらこの裏方を大事にしていないように思っています。

みんなが学校に元気に来て、勉強して運動ができる。そのために裏方をしている人がたくさんいるんじゃないかな。
みんなにも、必ず裏方さんがいますよ。一度考えてみてね。
今日は、裏方のお話でした。