昔と今と
- 公開日
- 2014/06/13
- 更新日
- 2014/06/13
校長室より
昔との比較はよく行われる
「今の子どもは…」
「今の学校は…」
というとき、大抵の場合は「今の」は否定か批判して語られることが多い
梅雨の晴れ間の6年生のハードルの授業
「昔の」ハードルの授業を思い出してください
等間隔にハードルが並んでいて、足の抜き方の練習してタイムを計測する…
つまり、コース(型)は決まっていて、それに合わせることが勉強。
そして、コース(型)が同じなら、速い(競争)方が勝ち(価値)
この授業では、コースは4本(複線)。ハードル間隔がそれそれ違う(個性)。
自分に合ったコース(選択)を選んで、タイムを計測して毎時間記録する(個人の伸び)。しかも、ハードルを跳ぶポイントに赤の玉が置かれている(支援)。
同じハードルの授業なのに「方法」が違う。なぜか、それは「ねらい」が違うからです。
「ねらい」が違うのは、子どもに必要な力が違ってきているからですね。
「今昔」で子どもを「否定」するのは簡単ですが、「今の子ども」の方がすばらしい面・すてきな面がたくさんあるのも真実です。