学校日記

「合」

公開日
2014/12/15
更新日
2014/12/15

校長室より

(朝会講話)

寒い朝ですね。
「手が悴む(かじかむ)」という言い方があります。寒さのため手足が凍えて思うように動かなくなることを言います。なわとびや運動をして、手足を温めて、インフルエンザにかからない体作りをしてね。

さて、昨日は「常滑市ジュニア吹奏楽団」定期演奏会。
第13回でした。眠れる森の美女やレットイットゴーとか楽しかった。ひがしの子も活躍していました。メンバーは手を上げてみて…ありがとう。

吹奏楽は、「吹く」という字を使っています。だから、金管楽器と木管楽器、それに打楽器を使います。フルートとかクラリネットとかホルンとかトランペットとかね。ユーフォニウムなんて名前の楽器もあるね。

みんなも音楽の授業で今は合奏をしてますね。リーコ−ダーを4人で合わせたり、金曜日には、5年生は「ルパン3世」の発表会がありました。
音楽は、この「合」があります。合わせる、音を合わせる、リズムを合わせる、声を合わせる…心を一つにしていくから、よい曲にハーモニーになる。だから、音楽はすばらしい。
でも、じゃあ、みんなが同じことをしているかというと、そうではない。楽器ごと、パートごと出している音は違うんだな。出番が長い短いとか、ティンパニみたいに最後のドンだけだったり、でもここで間違えたら、みんな台無しとか。一人一人に役割があって、みんなが責任もってその音を出すから、音楽になる。だから、奥が深いし楽しいんだね。

学校は、この「合う」ことができる場所なんだな。
運動会で、競い合う。
算数で話し合う。
学級会で認め合う。
学習発表会で高め合う…
さあ、2学期もあと1週間です。どんな「合」があったか、ふりかえり、今年のまとめをみんなでしっかりね。