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2学期終業式式辞
- 公開日
- 2009/12/22
- 更新日
- 2009/12/22
校長室より
みんなはこれを覚えているかな?
これになにが書いてあるかわかりますか?
+1 を見せる。
そうです。たす1、プラスワンと書いてあります。今日で2学期が終わりです。皆さんは、1学期と比べて2学期、どんなプラス1があったでしょうか。1学期と比べて、どんなことができるようになりましたか? 2学期は運動会や学習発表会など大きな行事がありました。今は学級全体で取り組む大縄跳びにも挑戦していますね。だから、皆さんは・・ではなく、あなたの学級はどんなプラス1があったかを考えた方がいいのかもしれません。「自分はこんなことができるようになった」「うちのクラスはこんなに変わった」と具体的に考えてみてください。
後で担任の先生からもらう通知表には、担任の先生から見た「こんなことができるようになったよ」ということが書いてあります。お母さんやお父さんに通知表を見せるときにただ見せるだけでなく、「自分はこんなことができるようになったと思うけど、先生は自分のことをあんなこともできるようになったと書いてくれたよ」と自分の見方と先生の見方を比べてみてください。
また、今日配られるPTA新聞にも、運動会や発表会の他、5年生のキャンプや4年生の宿泊体験など、いろいろな行事についての記事が載っているので、それを見ながら、家族で2学期を振り返ってみてください。
さて、明日から待ちに待った冬休みです。クリスマス、大晦日、そしてお正月、1年で一番、家族と一緒に過ごす時間が多くなると思います。大いに家族とのふれあい、そして会話を楽しんでください。
それぞれの学年で、たくさんの宿題が出されたと思いますが、私から付け加えの宿題を出します。私からの宿題は「命を大切にしてください。人の命、虫の命、花の命、とにかく命を大切にしてください。」これが宿題です。ある人がこれを聞いて、「釣りが大好きなの人がそんなこと言えるの?」また、私が花壇の雑草をとっていると、「校長先生、草にも命ってあるんだよね。」と、わざわざ言いに来た子もいます。君たちならどう答えますか?「命を大切にする」ってどういうことだろう と、この冬休みに、家族みんなで考えてみてください。
とにかく、交通事故やその他の事件に巻き込まれないようにして、1月7日には、ここにいる全員が元気な姿を見せてください。 -
こんなことしたよ。
- 公開日
- 2009/12/22
- 更新日
- 2009/12/18
1年生の活動
国語の学習で、冬の言葉をあつめて、カルタ作りをしました。五・七・五のリズムで作ると調子がよく分かりやすいことを知り、それぞれが、自分の考えた文をなるべく短くしようと奮闘していました。そして、読み札と絵札を作り、まちにまったカルタ大会です。「初めは手は頭ね。」「お手つきは一回休みね。」とルールを決めて、グループごと白熱のカルタ取りが始まりました。「あぁ〜似ているけど違う子のカルタだった。」「今のは同時くらいだからじゃんけんしよう。」「やったぁ。8枚とれた。」と歓声もあがっていました。自分たちが作ったカルタで、みんな楽しめたようです。
2学期も終わりに近づいてきて、1年2組ではクリスマス会をしました。計画を立てたり飾り付けをしたり、準備も目を輝かせて行いました。運動場ではこおり鬼やリレー・教室では、じゃんけん列車やいろ鬼、フルーツバスケットなどをしました。みんなで計画して準備もして、『みんなが楽しめるクリスマス会』は大成功でしたね。他のクラスでも楽しそうな声や歌が聞こえてきたり、これから会をやるところもあったり、2学期のすてきな出来事が一つ増えそうですね。 -
常滑市小中学校作品展
- 公開日
- 2009/12/11
- 更新日
- 2009/12/10
校内だより
今、常滑市立図書館で常滑市小中学校作品展が開催されています。市内4中学校と9小学校の代表作品が展示されています。
常滑東小学校からは5年生の絵画2点と4年生のひも作りの陶器6点を出品しました。力作ばかりです。
12月18日(金)までの開催です。ぜひ、ご覧いただけたらと思います。 -
人権週間 校長講話
- 公開日
- 2009/12/10
- 更新日
- 2009/12/10
校長室より
私は小学生の頃、とても弱い子どもでした。運動会でビリになって途中で泣きながら母親のところに逃げていったこともありました。いわゆる「いじめられっ子」だったのです。仲間はずれされたり、時には無視されることもありました。今、思うと、とても寂しくなります。よく耐えることができたなと思います。どうして耐えることができたのか、それは、自分の周りには意地悪する子ばかりではなかったからです。優しく見守ってくれる、優しく接してくれる人もいたのです。「誰かが、自分を見ていてくれる。」とわかったときに元気が出てきました。
そして、そんな子どもが自信を付けたきっかけが2つあります。
1つ目が長距離走です。運動が苦手でも、力がなくても、歯をくいしばって、がんばれば何とかなるのが長距離走だと考えたからです。ウサギとカメのお話の「カメ」のように自分のペースで黙々と走りました。その結果、中学校3年の時には学校代表の2名に選ばれ、市内大会に出場したのです。結果は、最後の1周で全員に追い抜かれてビリでしたが、それでも運動が大の苦手だった私にとって「ここまでやれた」「やればできるだ」という大きな自信につながりました。
2つ目が大学の時に始めた少林寺拳法です。運動部活動の経験のない私は0から出発できる部活として少林寺拳法部に入部したのです。力のない私は技で勝負せざるをえません。そのためには他人の2・3倍の練習が必要でした。そこで気づいたことは力のある人は技を力まかせにやるけれど、力のない人は技を磨くので、力のない人の方がうまくなると言うことです。弱点もうまく使えば効果的だと言うことです。また、3級、2級、1級と昇級し、初段をとったときのことです。弱かった自分が初段をとったということで自信がつき、昔のことを思い出して、弱い人をいじめてやろうかと思ったことがあります。でも、二段を取り、三段を取るとそんな気持ちは全くなくなりました。「いくら強くなっても必ずもっと強い人がいる。でも、4年間続けることができたことは消すことができない」人に勝っても自信はつかない。自分に勝つことが真の自信につながるのだ。本当に強い人間は、「人に勝つより自分に勝った人間だ」とわかったからです。
今、いじめられていると思っている人は、「自分のことを見ていてくれる人が必ずいる」と信じて元気を出し、いじめている人は「本当の意味で強い人」になってください。
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『命をありがとう』(学習発表会)
- 公開日
- 2009/12/01
- 更新日
- 2009/11/28
4年生の活動
インフルエンザのために延期になっていた4年生の学習発表会。生まれてから10年間の歩みを『命をありがとう』と題した劇にし、家族への感謝の気持ちを呼びかけにして伝えました。しめくくりは、常滑市音楽会・2分の1成人式で歌った思い出の曲『Voices』。舞台裏では、みんな緊張した様子でしたが、舞台では、のびのびと練習の成果を発揮し、大きな拍手を受けました。お越しくださった保護者・地域の皆様、ありがとうございました。