【3年生のみなさんへ】 算数 あなあき算について
- 公開日
- 2020/05/18
- 更新日
- 2020/05/18
中学年(3・4年)
今日は算数の話です。
2年生の算数というとかけざん(九九)でしたね。そういう意味で3年生ではわりざんがメインの学習になります。
しかし、かけざんほどはむずかしくありません。
どうしてでしょう。
そのわけは、わりざんが「かけざんとひきざん」を 使って計算するものだからです。もうすでに習った計算ばかり使うのですからむずかしくありません。
とくに、わりきれるわりざんはひきざんもいりません。かんたんですよ。
12 ÷ 3 = □
これがわりざんです。これをかけざんになおします。
÷を=に、=を×に書きかえます。
12 = 3 × □
という3のだんのかけざんになおしました。
12をうしろにもってきてすっきりさせます。
3 × □ = 12
3に□をかけて12になる数字をさがします。つまり、3のだんの九九ですね。
3×1、3×2、3×3、3×4…と順番にさがしてもいいのですが、3 × (4) =12 と一発で 4 の答えが見つかるといいですね。
12 ÷ 3 = 4
わりざんのかんせいです。
この 3 × □ = 12 をあなあき九九と言います。もう気がついたと思います。あなあき九九のしゅくだいが出ていますね。これがすばやくとければわりざんの答えはすぐにみつかるわけです。
あなあき九九は大事です。臨時休校中の家庭学習でかんぺきにしておきましょう。
こつは
(1)÷を=にして=を×にする。(あなあき九九の形にする)
(2)ここでは3のだん(わる数の九九)をつかって□を見つける
ひきざんを使うわりざんは学校でお話しします。あなあき九九名人になって学校に来てくれることを楽しみにしてまっています。