教材園で聞いた子どもの言葉
- 公開日
- 2007/10/25
- 更新日
- 2007/10/25
校長先生の部屋
10月下旬を迎えています。
来週の後半は11月、2週間後(11月8日)は立冬、そして翌週の土曜日(11月17日)は学習発表会です。2学期後半の学校生活は、学習発表会に向けての取組が中心となっていきます。児童による実行委員会の活動も始まっています。
同時に、市民文化展(会場:南陵公民館)に向けての作品づくりも行われており、「文化の秋」を創り出す雰囲気が漂うのを感じています。
さて、本日は3枚の写真(いずれも教材園前の花壇ですが)を掲載しました。
秋が深まるにつれて、マリーゴールドの花が増え、色も鮮やかに感じることができます。花の色は、日差しがない(日が当たらない)方が、その鮮やかさを強く感じるような気がします。子どもたちは登校してくると、全員が、この花壇の前を通って昇降口、そして教室へ向かいます。言い換えれば、その日、全校児童が共通して目にする光景の一つが、この花壇です。(もちろん、何気なく通り過ぎることもあります。)
この場所は校舎の陰になる時間帯が多く、植物を育てるには恵まれた環境ではありませんが、毎日必ずその前を通るということは、「観察したり世話したり」することを目的とする教材園には最適な立地条件であると思っています。1学期から、2年生の子たちが、小さなジョウロを手にする光景が続いています。
さて、本日の話題に戻ります。まず、一昨日の大放課、教材園前での2年生の男の子との会話を紹介します。
○ 先生、なくなっちゃったっ!(花壇の中央を指さしています)
○ 先週かな、先生、片づけてしまった。もう枯れてたから。
○ (ぼくたち)遊んでいたんだよっ!
○ あっ、あの遊びねっ!
○ うん、あっ、あそこに小さいのが残っている。(一緒にいた子と二人が手にして、たくさんあった場所へ落としています)
○ また、来年、遊べるから。(ごめんね)
○ うんっ!(納得してくれたようです)これ、そのうちに大きくなるかな?(先ほど手にしたものを落とした場所を指さしています)
二人の子が楽しんでいた遊びはおわかりですよね。