学校日記

キーワードは「優しい心」・「相手のことを思いやる気持ち」そして・・・。

公開日
2007/12/14
更新日
2007/12/14

校長先生の部屋

 昨日、人権週間(人権について考える)の最後の取組に位置づけた「福祉実践教室」を行うことができました。
 はじめに、全校児童がふれあいホールに集まって、担当職員とお二人の講師の方のお話
を聞きました。概略を紹介します。

<担当職員>
○ 優しい心を大切にして、優しい心だけでは分からないことを学んでください。そして考えるようにしていきましょう。では、講師の方のお話をお聞きします。

<講師(社会福祉協議会)の方>
○ 人権週間でいろいろ勉強してくれたと思います。困っている人を助けたいと思っても、「できること」と「できないこと」があります。できることは進んでやってください。できないことは、恥ずかしいことではありません。大人やできる人を呼びましょう。
(傷害に関係なく、「喜ぶだろうな、助かるだろうな)」と思ったら)相手の人を考えて助けてやってください。相手のことを思いやる気持ちを大切にしてください。

<講師(手話グループ「ペンペン草」の方>
○ 私は耳が聞こえません。
<注>この後、2つの方法で「おはよう ございます」と挨拶をされました。まず、言葉で。そして「手話」で。
 (指で3つの形を連続して示しながら)これ、覚えていてくれる人、いるかな。よく使う言葉ですよ。(最初の形の答えを伝えて)思い出してくれた人。(すると2年生の子が正解を)誰かに使いましたか・・?(顔が笑っています)今日は、新しい手話の単語を紹介します。(子どもたちとのやりとりがあって、両手である動き示しました。)
 → 「へそ」の前あたりで握った両手(「グー」の状態)を開きながら(「パー」の状態を作りながら)胸のあたりまであげます。
※「おめでとう」という手話の単語です。

<注> 3つの形を写真(見た状態)で紹介しますので、考えてみてください。ヒントは、英語のフレーズになります。指の形から3つの英単語を連想してみください。  

 全体会の後、4年・5年・6年が学年単位で次の講座を受講しました。

○ 4年生・・視覚障害者へのガイドヘルプ(講師はボランティア「あい」の皆さんです)○ 5年生・・高齢者疑似体験(講師は社会福祉協議会の方です)
○ 6年生・・聴覚障害の方のお話と手話(講師は手話グループ「ペンペン草」の皆さんです)