7/20(水) 代表生徒の話(2年生)
- 公開日
- 2022/07/20
- 更新日
- 2022/07/20
◇校長室より
中学校へ入学して1年がたち、僕たちは「先輩」と呼ばれる立場になった。自分が何をしたいか、どう過ごしたいかを考えながら春休みが過ぎた。2年生になり、新しい仲間と迎えた今学期、学級書記の仕事に取り組んできた。2年D組では、学級日誌を書くことにより、クラスのよいところや課題がよく見えてくるようになった。
また、野外活動では、小学生のときに経験した「火の舞」で得た達成感をもう一度味わいたいと思い、キャンプファイヤーの「光の舞」の係を希望した。曲決めやシナリオ制作など一つ一つがどれも大変な仕事だった。しかし、キャンプファイヤーや光の舞を最高の思い出にしたかったので、自分にできる全力を尽くそうと思っていた。でもやっぱりうまくいかないこともあった。むしろ、うまくいかないことだらけだった。期末テストと時期が重なりテスト勉強にも追われる日々。集まれる機会も少なく、練習時間の確保も難しかったが、諦めたくなかった。当日まで、時間が許す限りキャンプファイヤーのことを考えていた。
少し不安が残る中迎えた野外活動2日目。あいにくの雨によりキャンドルサービスに変更となった。最後の打合せはギリギリまで話し合っていた。キャンドルサービスが始まり、係の出し物を楽しみながらも、頭の片隅には光の舞に対する不安があった。
あっという間に時は過ぎ、光の舞がついに始まった。新しい技が出るたびに歓声が大きく上がった。とても気持ちよくて、疲れは全部ふっとんでしまった。キャンドルサービスが終わったあと、「すごかった」とか「体育館だと光が反射してめっちゃきれいだった」「もう一回見たい」という声が聞こえてきたのが本当にうれしかった。自分自身とても楽しかったし、何より、みんなが楽しんでいる様子を見ることができてとても幸せだった。
野外活動という大きな行事の中で、キャンドルサービスがみんなの記憶に残ってくれたのなら本望だ。
Rさん(2D)