9/2 始業式 式辞
- 公開日
- 2019/09/02
- 更新日
- 2019/09/02
校長より
<校長の話>
たった40日しか離れていなかったのですが、久しぶりに見る皆さんは少し成長したように思います。たくましくなったように見えます。夏休み中にいろいろな経験をしたのでしょうね。
夏休みの前半は郡大会での活躍がありました。勝ってうれしくて涙を流す姿もあれば、負けて悔しくて涙を流す姿もありました。勝負は思うようにはいきません。しかし、どの会場でも共通して見ることができた姿があります。それは一生懸命な姿です。一生懸命にプレーするのはもちろん、一生懸命に応援する姿は素敵でした。仲間の頑張りを応援し、人に元気を与えることができる姿。素敵でした。また、多くの人が地域のボランティアに参加してくれました。ありがとう。ボランティア先からお礼の言葉をたくさんいただいています。地域貢献する常中生は誇りですね。
さて、休みに入ってすぐ、ある種目のある選手の成しえたうれしいニュースが日本中を駆け巡りました。誰だか分かりますか?ゴルフの渋野日向子選手です。全英女子オープンという世界で一番大きな大会で優勝しました。日本人として42年ぶり、若干二十歳の快挙です。渋野選手はゴルフの腕前はもちろんですが、話題になったのはその笑顔です。どんなに緊張する場面でも、どんなに苦しい場面でも笑顔を絶やしません。「いつも笑顔で」「笑顔はいいよ」とよく言われますが、笑顔の何がいいのか?ある脳科学者によると、「笑顔を絶やさない人は、体や脳を最大限に活性化し、自身のパフォーマンスがアップする」と言います。何より、見ている周りの人が幸せになりますね。
2学期には体育祭・文化祭・合唱コンクールと、大きな行事があります。学級やチームでの取組は、簡単にはいきません。うまくいかないことだらけです。時には怒る顔になるでしょう。時には悲しい顔になるでしょう。でもどんな時にも、笑顔を忘れないでがんばってほしい。笑顔で乗り越えてほしい。2学期の終わりには、充実した笑顔いっぱいの常中にしましょう。