学校日記

12.23 2学期終業式 校長の話

公開日
2024/12/26
更新日
2024/12/26

校長室より

 おはようございます。
 今日は終業式、2学期の終わりの日です。2学期は、授業だけでなく運動会や校外学習などたくさんの行事がありました。2学期の始業式に、授業や行事で「と・こ・に・し」をがんばってほしいという話をして、できたかどうかを終業式に聞くと言いましたので、今から聞いてみたいと思います。
 まず「ともだち」の「と」。毎日の授業や運動会などの行事で、クラス・学年の「友達と力を合わせて」、がんばることができましたか? 「ともだち」と力を合わせて、がんばったよという人?
 「ことば」の「こ」。「ことば」を大切にして、相手の人の「こころ」が温かくなるような「ことば」を使うことができましたか? 「あいさつ」をするのも「ことば」を大切にすることです。「あいさつ」も入れて「ことば」を大切にすることができましたか? 「ことば」を大切にすることをがんばったよという人?
 「にっこり」の「に」。みんなが「にっこり」できるためには、自分のことだけでなく、周りの人のことも考えて行動することが大切です。周りの人も「にっこり」できるようにがんばれましたか? みんなが「にっこり」できるようにがんばったよという人?
 「しる」の「し」。「あたま・からだ・こころ」をしっかり使って勉強をして、いろいろなことを知ってくださいというお話をしました。「あたま・からだ・こころ」をしっかり使って勉強をがんばったよという人?
多くの人が、がんばることができたようですね。3学期も同じようにがんばってくださいね。

 さて、明日から冬休みです。そして、もうすぐ新しい年「令和7年」になります。この古い年から新しい年になる頃を「年末年始」と言いますが、「冬休み」と「年末年始」に関係する「数字」を集めてみました。何の数字か考えてください。
 まずは「25」。これは「25日」。12月25日は、多くの人が楽しみにしているクリスマスです。クリスマスは、元々はサンタさんが来る日ではありません。本当はキリスト教を信じる人たちにとって大事な記念日です。日本では100年ぐらい前から盛んになってきました。一度調べてみてください。
 次は「108」。これは「108回」。お寺の鐘「除夜の鐘」を鳴らす回数です。人間には108の煩悩(人の心を迷わせたり、悩ませたりする元になるもの)があります。それを大晦日に108回鐘を鳴らして、一つ一つ取り払うという意味だそうです。
 次は「1」。これは「1月1日」。新しい年の始まりです。初詣に行って一年が良い年であるようにお祈りする。一年の目標を決めるものいいですね。
 次は「7」。これは「七草」。春の七草「せり」「なずな」「ごぎょう」「はこべ(ら)」「ほとけのざ」「すずな」「すずしろ」のことです。この七草を入れて作るお粥「七草粥」というのもあります。
 では、最後に「224」。これは「224時間」、冬休みに皆さんが使える時間、起きている時間です。224時間、皆さんはどのように使いますか? 
 昔の冬休みにこんなものを作ったことがあります。一人で作ったわけではありません。校長先生の背と同じくらいの「雪だるま」というか「有名なクマのキャラクター」を、力を合わせて作ったことが、とても温かい思い出として心に残っています。
 年末や年始は、いろいろな「行事」や「すること」があります。クリスマスのケーキ作り、年賀状作り、年末の大掃除、大晦日やお正月の準備、初詣、お節料理やお雑煮作り、お正月の遊びなど、是非お家の人や親戚の人、周りの人と一緒にしてみてください。「一緒に何かしたり、一緒に物を作ったり」したことは、「大切な思い出」になると思います。それから、この一年無事に過ごせたことに、是非感謝の気持ちをもってほしいなと思います。
 それでは、けがや病気をしないで、交通事故や事件にあわないで、よい冬休みにしてください。1月に皆さんの元気な笑顔に会えることを、楽しみにしています。