3.3 月曜朝会
- 公開日
- 2025/03/04
- 更新日
- 2025/03/04
校長室より
先週行われた「6年生を送る会」では、どの学年もとてもよくがんばっていて、とても素敵でした。校長先生はとても感動しました。
さて、3学期の始業式に、3学期は短くて50日くらいしかないという話をしましたが、6年生は今日と卒業式を入れてあと15日、1年生から5年生は今日と修了式を入れてあと13日になりました。そんな残り少ない今の学年・学級で大切にしてほしいことがあります。それは「勇気」です。「勇気がある」というのは、うまくできるか心配なことなどを思い切ってやることです。すばらしい「6年生を送る会」にできたのも、人前で話したりするのが苦手な子も、思い切って話したり、出し物をしたりしたからだと思います。
実は先週、学校にうれしい電話がありました。学校から帰ってからのことだそうです。お年寄りの方が道で体の調子が悪くなって、動けなくなってしまったようですが、通りかかった常滑西小の子が心配して、その方の家まで一緒に歩いていってくれたとのことでした。話を聞いて、とてもうれしく、温かい気持ちになりました。そして、とても勇気のある行動だなと思いました。
その一方で、同じく先週のことですが、地域の方から交通ルールを守っていない子がいたという話を聞きました。「してはいけないことをする」というのは勇気ではありません。「してはいけないことをしない」というのが本当の勇気です。いじめや人が嫌な気持ちになる、悲しい気持ちになることを「しない」のが勇気です。
残り少ない今の学年・学級で、「しなければいけないことをする」「してはいけないことをしない」というように「『勇気』を大切にして」、みんなが気持ちよく、同じ学級でよかったと思えるような、6年生は残り13日、1年生から5年生は15日にしてほしいと思います。