入学式 式辞
- 公開日
- 2010/04/13
- 更新日
- 2010/04/13
校長室より
式 辞
木々の芽が吹き始めました。また、今年は暖冬で桜の開花が早く、入学式までもつか心配でしたが、常滑東小学校の桜は、今日に合わせるように見事に満開となりました。このよき日に、平成22年度の入学式を挙行できますことを、大変うれしく思います。
121人の新入生のみなさん、
「入学 おめでとうございます」
みなさんにこれから大事にしてほしいものを三つ、見せます。
「一つ目は、これです。黄色のランドセルカバーです。」
「二つ目は、これです。防犯ブザーです。」
「あとで担任の先生から渡されますので、明日から必ずつけてきてください。」
「そして、みんながすでにもっている黄色い帽子、この三つを大事にしてほしいのです。この三つが君たちを守ってくれるのです。」
「この三つをつけている、かぶっている子が常滑東小学校の一年生です。」
もちろん、一番大事なのは命です。121人の仲間が、ずっといっしょに、遊んだり勉強したりしてください。人の命、虫の命、花の命、とにかく「命」を大切にしてください。
今日は、皆さんのために常滑市議会議員の川原 様」をはじめ、地域の方々、PTA役員の方々が お祝いに来てくださいました。高いところからではありますが、お礼を申し上げます。本当にありがとうございます。
また、私の後ろには、6年生のお兄さん、お姉さんも、お祝いに参加してくれました。ぴかぴかの1年生を迎えるために、学校を、そして教室を、ぴかぴかにしてくれたのも6年生のお兄さん、お姉さんです。これからもずっと、やさしくしてくれることと思います。
今から、お父さんやお母さんにお話をしますので、一年生の皆さんは、少しだけ、がまんして静かに待っていてください。
保護者の皆様、お子さまのご入学、本当におめでとうございます。今日を迎えるまでのご苦労を推察しますと、その喜びは計り知れないものと思います。本校教職員が一丸となって、責任をもって教育に当たります。幸いにも、本校の先生方は、誠実で、情熱をもって子どもたちに接していただける方ばかりです。安心して学校へ送りだしてください。
「人は人と触れ合うことによって成長する」と言います。学級の中で、学年の中で、また、学年を越えてのふれあい、家族、先生そして、地域の人とのふれあい、こうした多くの人とのふれあいによって、子どもたちは大きく成長します。より多くのふれあいの機会をつくり、子どもたちに、いろいろな体験をさせたいと思っています。
子育ては、学校と家庭、そして地域が三位一体となって取り組むものです。これからお子さまの教育のために、何かとお願いすることも多かろうと思いますが、ご理解とご協力をお願いします。何か問題などに気づいたら、お子さんに言うのではなく、遠慮なく学校や担任に連絡してください。大いに話し合ってよりよい常滑東小学校にしていきたいと思います。
心身ともにたくましく、心豊かで主体的に対応できる子の育成、そして地域とともに伸びゆく学校づくりをすることをお約束して、式辞といたします。