改めて地域の方に感謝の気持ちをお伝えします。
- 公開日
- 2007/10/30
- 更新日
- 2007/10/30
校長先生の部屋
○ 挨拶をしてくれると、(本当に)気持ちがいいし、うれしですね。おはようっ!ありがとうね。
○ いってらっしゃいっ!
今朝、塩田3の横断歩道を最後に通った通学班の最後尾について、点滅信号に向かう途中で聞くことのできた(地域の方の)言葉です。
お一人は、ゴミを集積場所に運んでいる女性、もう一人の方は散歩中の男性(ご老人)です。いずれも、「おはようございますっ!」と子どもたちからあいさつをしたことに対する言葉であったことはいうまでもありません。
○ やっぱり、あいさつをすると、気分がよくなるね。
(地域の方が子どもたちを見守り、育ててくれていることに感謝しながら)いっしょに歩いていた通学班の子に伝えました。学校へ来ると、昨日までにはなかった「朝の光景」が。
総務委員会が作成した「笑顔であいさつ!」の文字が描かれた横断幕が昇降口前に。「あいさつ」を介した2つのことが続いたのは偶然でしょうか。
<注:今朝は写真を撮る時間がありませんでした。明日は忘れずに・・・。>
さて、先週の金曜日の3時間目、4年生の「総合的な学習の時間(ときめき)」で、7人の方(全員が○○さんのおじいちゃん・おばあちゃんです)に来校していただき、伊勢湾台風についてお話をしていただきました。学習活動でも、地域のみなさんのご協力をいただいていることに、改めてお礼申し上げます。お話の後、子どもたちは7つのグループに分かれて質問したり、感想をお伝えしたりして、学習を深めていました。学習シートいっぱいにメモしている姿を見つけることができました。
この日の取材内容は、「防災」を中心としたこれまでの学習活動に組み入れて、学習発表会で、全校児童・保護者のみなさんに伝えられます。
※ 7人方のお話の項目だけ紹介させていただきます。
① 常西小校区で米屋を営んでいて、米を高いところにあげた。これまでにない高潮で、道路に出ると胸まで水が・・・。
② 地元消防団の一員として災害救助にあたり、見聞きしたことがら(樽水郵便局の前は流されてきた船・木材・ゴミでいっぱい)
③ 半田市に住んでいたが、夕方からひどくなり停電。ろうそく生活が10日間続いた。
(家の)東の壁が(強風で)抜け、畳で押さえていた。庭木も無茶苦茶になって・・。
④ (昭和34年)9月26日は私の誕生日。(家が海岸にあったので)親戚の家に避難して屋根裏まで避難した。翌朝、家を見に行くと、1階には柱以外は何も・・・。
⑤ (半田の板山に住んでいて高潮はこなかったが)知らない人がたくさん避難して来た。今の半田市役所付近は高波が屋根をおそい、牛や豚がほとんど死んでしまった。友達も。
⑥ 20歳でした。県道は1mの水、(西北の)小学校は壊れ、堤防を造って学校を造った。風と潮水が寄せ集まった「鍋田」は被害が大きかった。衣浦湾も同じように。
⑦ 「いかに大きかったか」「台風はいかにしてできるか」について調べてきました。昭和3大台風(室戸・枕崎・伊勢湾)に匹敵する台風はないように思います。この後、具体的な数字を示しながら詳しいお話が。