4.19 地震・津波避難訓練 校長の話
- 公開日
- 2023/04/20
- 更新日
- 2023/04/20
校長室より
「あ・い・う・え・お」の「い」(いのち)を大切にすることについて、放送室から話をしました(以下、概略です)。
地震の音が1分流れましたが短く感じましたか、長く感じましたか? 本当の地震はもっと長いことがあります。
さて、がんばってほしい「あ・い・う・え・お」の「い」は何でしたか? みんなで言ってみましょう。さんハイッ!(「いのち!」という声が教室の方から聞こえました。)
そうです「いのち」です。今日の訓練は「いのち」を大切にする訓練でした。全ての教室は見ていませんが、みんなきちんと机の下にかくれて、しっかり「いのち」を守っていました。
小さい学年の子には少し難しい話になるかもしれませんが、「いのち」を守るために大切なお話をします。
(6年生も生まれる前のことですが、東日本大震災の釜石市の話をしました(以下内容))
・釜石市は、55,000人くらいの人が住んでいた(今の常滑市は58,000人くらいなので同じくらい)
・釜石市は、地震で「大人」の人が1,100人くらい(50人に1人)亡くなった。
・でも、釜石市の「学校にいた」3,000人の子どもたちは、全員が助かった。
・助かったのは、3つのことをしたから。
1つ目は、「前は大丈夫だったから、今度も大丈夫だ」と思わずに避難した。
2つ目は、「いのち」を守ることを考えて、できる限り(最大限)のことをした。
3つ目は、「人がどうしているか」ではなく、「自分で考えて」まずは自分が避難した。そうすることで、ほかの人(みんな)も避難した。
常滑西小の皆さんも、もしもの時は、自分で考えて、自分の「いのち」を守ってください。