学校日記

校長室より

  • 3.24 修了式 校長の話

    公開日
    2025/03/30
    更新日
    2025/03/30

    校長室より

     はじめに、朝のあいさつをしたいと思います。「おはようございます」

     今日は修了式。令和6年度の「最後の授業の日」です。校長先生からも最後のお話をしたいと思います。

     まず、1年生から4年生の人にお知らせです。この前の19日に6年生の「卒業式」を行いました。卒業式には、5年生の人が参加しましたが、素晴らしい「活躍」ぶりで、とても「立派な姿」でした。卒業式のための掃除や準備も、本当に心を込めて行っていました。

     5年生の人たちの姿を見ると、4月と比べて、「ひと回り大きく」成長し、本当に「高学年らしく」なったなと感じます。1年生から3年生の立派な「お手本」だなと思いました。6年生からの「襷」も、しっかり受け取ってくれたと感じています。

     1年生から4年生も一緒だなと感じています。「6年生を送る会」での出し物や先日の「見送り式」も、みんなとても「心がこもって」いて、素晴らしかったです。


     さて先程、代表の人に「修了証」を渡しました。これは「皆さん一人一人が、学習や生活でよく努力して、一年間の勉強を終えました」という「しるし」です。きっと「と・こ・に・し」も、がんばったと思います。皆さん一人一人がこの一年間にがんばったことを、担任の先生が「通知表」に書いてくださっていますから、楽しみにしていてください。


     さてここで、皆さんの周りに皆さんと同じように、一年間がんばってきた「生き物」を紹介したいと思います。それは「桜の木」です。これは、北の校舎の東に植えられている「桜の木」の写真です。「桜の木」は、実は一年間とてもがんばっています。

     学年が始まった「4月の始業式」、桜の木は、このように花を咲かせていました。その花が散ると、後に葉が出てきて、夏休みの頃、桜の木は「緑の葉でいっぱい」でした。そして、秋になり、9・10・11月とだんだん寒くなっていくにつれて、葉が「黄色や赤色」になっていきます、冬休みの頃には、その葉も全部散ってしまいます。その頃は、皆さんの冬休みと一緒で、桜の木もちょっとお休みをしている時期だそうです。

     しかし2月になると、桜の木は、花を咲かせる準備を始めます。「蕾(つぼみ)」の元となる「花の芽」が少しずつふくらみ、蕾らしくなっていきます。実は、蕾の元の芽は、なんと夏休み前の6月頃にできているそうです。今の桜の木は、こんな様子です。そして、蕾の部分を大きくしてみると、こんな感じです。今、桜の木は「花を咲かせる」のを、私たちは桜の「花が咲く」のを楽しみに待っています。

     さて、桜の花は、いつ咲くのでしょうか? 皆さんは「桜が咲く400℃の法則」というのを知っていますか? それは2月1日からの「毎日の平均の気温」を、順番に足し算していって、だいたい400℃になる頃に花が咲くというものです。

     そこで、調べてみました、今年令和7年の2月1日の一日の平均気温は約8度、2日も8度、3日は9度で、というように一昨日までの気温をすべて足してみました。すると、だいたい366℃になっていました。400℃まであと34℃。今日と明日の平均気温が12~13℃位なので、28日くらいに咲くのではないかと思います(今は写真を撮ると、AIでも……)。一年間かけて一生懸命頑張ってきて3月に花が咲く。まるで皆さんが一年間一生懸命勉強や運動をしてきて、「いろいろなことができる」ようになって、3月に「にっこり」の花が咲くのと同じですね。


     最後に、授業は今日で終わりますが、明日からの春休みも、次の学年で「にっこり」の花を咲かせることができるように、家でも勉強や運動、お手伝いなどして、「次の学年の準備」をしっかりしてほしいと思います。

     それでは、けがや病気をしないで、また交通事故にあわないで、よい春休みにしてください。そして、4月には、「1つ大きい学年」になって、元気な笑顔で学校に来てください。

  • 3.19 卒業式 校長式辞

    公開日
    2025/03/30
    更新日
    2025/03/30

    校長室より




















     厳しかった寒さも少しずつ和らぎ、春の雨を受けた校庭の木々も、新しい芽を出し始めています。

     ただ今、卒業生の皆さんに卒業証書を授与しました。卒業おめでとうございます。卒業証書には、17文字「小学校の課程を卒業したことを証する」とだけ書かれています。今、手にしている卒業証書には、およそ十二年間生きてきた皆さんの人生の半分がつまっています。大切にしてください。


     保護者の皆様、お子様のご卒業、誠におめでとうございます。さまざまなことが思い起こされ、感慨もひとしおのことと拝察いたします。特に、本年度の卒業生は、1年生の3月以降、6年間の多くを、さまざまな制約のある学校生活を送りました。それまでにはない状況ではありましたが、保護者の皆様には、本校の教育活動を温かく見守り、お支えをいただきました。そのお陰で、私たち職員も子どもたちの成長を支えることができ、大きく成長することができました。本当にありがとうございました。


     ご来賓の皆様には、たいへんご多用の中、ご臨席を賜り、誠にありがとうございます。卒業生は、地域にとっても大切な子どもたちです。将来、この地で活躍する子もいれば、ふるさと「常滑」を離れ、広い世界に飛び立って行く子もいるかもしれませんが、地域で育ててきた子どもたちの活躍を期待し、今後も温かく見守り、励ましていただけたらと思います。


     さて、卒業生の皆さん。皆さんに、私の最後の授業として、3つのメッセージを贈ります。

     1つ目は、校訓「力 夢 思いやり」にもある「夢」についてです。

     現在、野球の大リーグで活躍している大谷翔平選手が来日し、日本で試合が行われています。また皆さんは、2月に、パラリンピックで活躍された神保康広さんをお招きし、「あすチャレ! スクール」で、車いすバスケットを体験しました。

     私は大谷選手と神保さんの二人には共通点があると思っています。それは何でしょうか? それはこれです。「夢をもち続けられるもの」をもっていることだと思います。大谷選手は野球、神保さんは車いすバスケットに出会い、優勝や金メダルを手にしたい、また野球や車いすバスケットについて多くの人に知ってもらい、好きになってほしいなど、いろいろな夢をもって、またもち続けて、力強く前に進んでいると感じました。

     これは、皆さんにもできることだと思います。有名になるとか、世界一になるということではなく、夢をもって、努力したり、楽しんだりできるものを見付けてほしいと思います。「夢をもち続けられるもの」は、きっと皆さんを勇気づけ、がんばるエネルギーを与えてくれると思います。勉強でも運動でも、趣味でも、将来の仕事でも、ぜひ見付けて、力強く進んでいってください。

     2つ目は、卒業アルバムにも書きましたが、皆さんの「命の年齢」は38億歳ということです。卒業生の皆さんだけでなく、ここにいる全ての人の「命の年齢」が38億歳です。なぜ38億歳か? 理由は、卒業証書と一緒にホルダーにはさんでありますので、ぜひお家の方と一緒に読んでください。そして、「命」を大切にしてください。

     3つ目は、「音楽」の贈り物です。四年生のときに聴いてもらった、スタジオジブリ「ハウルの動く城」の「世界の約束」という歌を、トランペットで演奏したいと思います。

     この「世界の約束」の作詞は、この常滑市に関係のある谷川俊太郎さんです。谷川俊太郎さんのお父さんの徹三さんは、常滑西小校区の保示の出身です。「世界の約束」の歌詞の意味は、とても奥が深く、難しいですが、私自身は人が幸せであること、世界が平和であることを願っていると思っています。それでは、皆さんの幸せを願って演奏したいと思います。

       ♪ 「世界の約束」 ♪

     私の授業は、これで終わりです。


     これから皆さんの前には、いろいろな扉(ドア)が現れます。でも、「人生に自動ドアはありません」。これからの中学校生活、そしてその後の人生においても、自分の前に現れる扉を、自分の力で、勇気をもって開けて、前に進んで行ってください。

     卒業生の皆さんの輝かしい未来を願い、式辞といたします。


     令和7年3月19日   常滑市立常滑西小学校長 齋田強一

  • 3.11 『夢』倍増計画

    公開日
    2025/03/11
    更新日
    2025/03/11

    校長室より

    「東日本大震災」発生から14年。

    学校では、本日「朝の会」の時間に、全校で黙とうを行いました。きっと子どもたちも、いろいろなことを考えたことと思います。

    7年前(震災から7年目)、当時勤務していた市の関係で、中学生とともに釜石市を訪問しました。いくつかの見学先の一つのある施設で、震災を経験された方のお話を伺いました。その中で印象に残っている言葉があります。

    その方も、多くの方が亡くなられた中で、震災直後はとても前向きになれない状況だったようですが、時間が経ち、あることがきっかけで次のようなことを感じられたとのことでした。それは、

     『夢をもっていいんだ』

    ということ。夢をもっていいんだと思えたことで、前向きな気持ちで進むことができるようになったとのことでした。


    現在、学校では、総務委員会の企画による「『夢』倍増計画」として、校内のあちらこちらに子どもたちの『夢』が掲示されています。職員室前の掲示板には、低・中・高学年ごとに子どもたちの夢のランキングが、各学年の廊下にはそれぞれの学年の子どもたちの夢が掲示されています。

    釜石市の方がおっしゃっていたように、『夢』をもつことは、生きていくエネルギーになります。

    本校の校訓「力 夢 思いやり」にも『夢』が入っています。

    「将来の夢」「明日の夢」「大きな夢」「日々の小さな夢」たくさんもってほしいなと思います。

    『夢』をもって、『夢』を大切にし、『夢』を感じて生活できたらいいなと思います。

  • 3.3 月曜朝会

    公開日
    2025/03/04
    更新日
    2025/03/04

    校長室より

     先週行われた「6年生を送る会」では、どの学年もとてもよくがんばっていて、とても素敵でした。校長先生はとても感動しました。

     さて、3学期の始業式に、3学期は短くて50日くらいしかないという話をしましたが、6年生は今日と卒業式を入れてあと15日、1年生から5年生は今日と修了式を入れてあと13日になりました。そんな残り少ない今の学年・学級で大切にしてほしいことがあります。それは「勇気」です。「勇気がある」というのは、うまくできるか心配なことなどを思い切ってやることです。すばらしい「6年生を送る会」にできたのも、人前で話したりするのが苦手な子も、思い切って話したり、出し物をしたりしたからだと思います。

     実は先週、学校にうれしい電話がありました。学校から帰ってからのことだそうです。お年寄りの方が道で体の調子が悪くなって、動けなくなってしまったようですが、通りかかった常滑西小の子が心配して、その方の家まで一緒に歩いていってくれたとのことでした。話を聞いて、とてもうれしく、温かい気持ちになりました。そして、とても勇気のある行動だなと思いました。

     その一方で、同じく先週のことですが、地域の方から交通ルールを守っていない子がいたという話を聞きました。「してはいけないことをする」というのは勇気ではありません。「してはいけないことをしない」というのが本当の勇気です。いじめや人が嫌な気持ちになる、悲しい気持ちになることを「しない」のが勇気です。

     残り少ない今の学年・学級で、「しなければいけないことをする」「してはいけないことをしない」というように「『勇気』を大切にして」、みんなが気持ちよく、同じ学級でよかったと思えるような、6年生は残り13日、1年生から5年生は15日にしてほしいと思います。

  • 1.7 3学期始業式 校長の話

    公開日
    2025/01/07
    更新日
    2025/01/07

    校長室より

     はじめに、新しい年(新年)のあいさつをしたいと思います。
     新年「おめでとうございます。」 
     新しい年、そして3学期を迎えましたが、「常西っ子全員」で、「新しい年」、そして「3学期」を迎えることができてよかったと思います。
     まず、2学期の終業式に、冬休みにみんなが使える時間は「224時間」あるというお話をしました。皆さんは224時間を、何に使いましたか? どんなことをしたか、先生や友達と、ぜひ話をしてください。
     さて、今日から3学期が始まります。3学期はとても短く、学校に来る日が「51日(6年生は49日)」しかありません。今から、その短い3学期に皆さんに大切にしてほしいことを話します。
     1つ目です。これを見てください。3年生から6年生の人は見たことがあるのではないかと思います。かなり季節はずれの話になりますが、カタツムリが乾いたところを進むとき、通ったところにはどんな跡がつくでしょうか? 答えは「2番」で、写真のように点線のようになります。不思議ですね。
     なぜ、この写真を見せたかというと、2学期の終わりに「どの学年も」「どのクラスも」担任の先生が、1学期も2学期も、常西っ子の皆さんがとてもよくがんばったと言っていたり、書いていたりしたからです。「一日一日」「一つ一つ」「一歩一歩」がんばって、本当にいろいろなことができるようになって、成長したと教えてくれました。校長先生はとてもうれしく感じて、皆さんがこつこつがんばる様子から、このカタツムリの写真を思い出しました。
     先程も言いましたが、3学期は50日くらいしかありません。でも1日1つのことができるようになれば50個のことができるようになります。1時間の授業で一つのことがきるようになれば250個〜300個、たくさんのことができるようになります。今年は巳年。巳年は、がんばったことができるようになる年、新しいことにチャレンジするとよい年ともいわれます。ぜひ、1学期・2学期と同じように「一日一日」「一つ一つ」「一歩一歩」がんばって勉強して、新しいことにもチャレンジして、1つ上の学年になってほしいと思います。
     2つ目です。2つ目は、これです。
     「俺は助けてもらわねェと、生きていけねェ自信がある!!!」
     少し乱暴な言い方のような気もしますが、決して人が嫌な気持ちになる言葉ではないと思います。知っている人もいると思いますが、アニメの主人公が言った言葉です。
     主人公は、悪いことをしている人に立ち向かっていきますが、1人だけではどうにもできないときがあります。そんな時、主人公は仲間に「助けてもらい」、また助けてもらうだけではなく、一生懸命仲間を「助ける」こともします。助け合う仲間がいるのは、とても「心強い」ことです。しかも「助けてもらわないと、生きていけない自信がある」と言い切れるのは素晴らしいなと思います。仲間を「信じている」ということですし、自分には「できないこともある」ということを知っているということです。人と「協力することの大切さ」を分かっているということです。
     短い3学期ですが、いろいろな勉強や行事、そして毎日の生活を、クラス、学年、そして他の学年の皆さんとしていきます。皆さんの周りには、たくさんの「仲間」がいます。ぜひ、みんなで「力を合わせて」がんばってほしいと思います。
     3学期も「と・こ・に・し」。「と・もだち」と力を合わせて、「こ・とば」を大切にして、みんなが「に・っこり」できるようにしてください。1つ目の「し・る」の勉強もしっかりしてくださいね。
     6年生は卒業式、1年生から5年生は3学期の修了式の日に、皆さんがさらに「大きく成長」していることを楽しみにしています。

  • 12.23 2学期終業式 校長の話

    公開日
    2024/12/26
    更新日
    2024/12/26

    校長室より

     おはようございます。
     今日は終業式、2学期の終わりの日です。2学期は、授業だけでなく運動会や校外学習などたくさんの行事がありました。2学期の始業式に、授業や行事で「と・こ・に・し」をがんばってほしいという話をして、できたかどうかを終業式に聞くと言いましたので、今から聞いてみたいと思います。
     まず「ともだち」の「と」。毎日の授業や運動会などの行事で、クラス・学年の「友達と力を合わせて」、がんばることができましたか? 「ともだち」と力を合わせて、がんばったよという人?
     「ことば」の「こ」。「ことば」を大切にして、相手の人の「こころ」が温かくなるような「ことば」を使うことができましたか? 「あいさつ」をするのも「ことば」を大切にすることです。「あいさつ」も入れて「ことば」を大切にすることができましたか? 「ことば」を大切にすることをがんばったよという人?
     「にっこり」の「に」。みんなが「にっこり」できるためには、自分のことだけでなく、周りの人のことも考えて行動することが大切です。周りの人も「にっこり」できるようにがんばれましたか? みんなが「にっこり」できるようにがんばったよという人?
     「しる」の「し」。「あたま・からだ・こころ」をしっかり使って勉強をして、いろいろなことを知ってくださいというお話をしました。「あたま・からだ・こころ」をしっかり使って勉強をがんばったよという人?
    多くの人が、がんばることができたようですね。3学期も同じようにがんばってくださいね。

     さて、明日から冬休みです。そして、もうすぐ新しい年「令和7年」になります。この古い年から新しい年になる頃を「年末年始」と言いますが、「冬休み」と「年末年始」に関係する「数字」を集めてみました。何の数字か考えてください。
     まずは「25」。これは「25日」。12月25日は、多くの人が楽しみにしているクリスマスです。クリスマスは、元々はサンタさんが来る日ではありません。本当はキリスト教を信じる人たちにとって大事な記念日です。日本では100年ぐらい前から盛んになってきました。一度調べてみてください。
     次は「108」。これは「108回」。お寺の鐘「除夜の鐘」を鳴らす回数です。人間には108の煩悩(人の心を迷わせたり、悩ませたりする元になるもの)があります。それを大晦日に108回鐘を鳴らして、一つ一つ取り払うという意味だそうです。
     次は「1」。これは「1月1日」。新しい年の始まりです。初詣に行って一年が良い年であるようにお祈りする。一年の目標を決めるものいいですね。
     次は「7」。これは「七草」。春の七草「せり」「なずな」「ごぎょう」「はこべ(ら)」「ほとけのざ」「すずな」「すずしろ」のことです。この七草を入れて作るお粥「七草粥」というのもあります。
     では、最後に「224」。これは「224時間」、冬休みに皆さんが使える時間、起きている時間です。224時間、皆さんはどのように使いますか? 
     昔の冬休みにこんなものを作ったことがあります。一人で作ったわけではありません。校長先生の背と同じくらいの「雪だるま」というか「有名なクマのキャラクター」を、力を合わせて作ったことが、とても温かい思い出として心に残っています。
     年末や年始は、いろいろな「行事」や「すること」があります。クリスマスのケーキ作り、年賀状作り、年末の大掃除、大晦日やお正月の準備、初詣、お節料理やお雑煮作り、お正月の遊びなど、是非お家の人や親戚の人、周りの人と一緒にしてみてください。「一緒に何かしたり、一緒に物を作ったり」したことは、「大切な思い出」になると思います。それから、この一年無事に過ごせたことに、是非感謝の気持ちをもってほしいなと思います。
     それでは、けがや病気をしないで、交通事故や事件にあわないで、よい冬休みにしてください。1月に皆さんの元気な笑顔に会えることを、楽しみにしています。

  • 10.18 とこにしっ子の みなさんへ

    公開日
    2024/10/18
    更新日
    2024/10/18

    校長室より

     いよいよ あしたは うんどうかいです。ドキドキしますね!
     あしたは すこし てんきが よくないかも しれませんが、みんなの げんきで あまぐもを ふきとばして ください。
     うんどうかいで、ちからが だせるように、はやね はやおきをして、あさごはんを きちんと たべて、げんきいっぱいで がっこうに きてくださいね。
     ゆうしょうを めざして、とこにしっ子の かっこいい すがたが、たくさん みられるのを たのしみに しています。
    (こうちょうせんせい より)

     「いちに ついて ヨーイ、ドン!」

  • 9.2 2学期始業式 校長の話

    公開日
    2024/09/04
    更新日
    2024/09/04

    校長室より

     長いと思った夏休みもあっという間に終わってしまいました。大きな交通事故や水の事故などなく、本当によかったと思います。
     さて、今から夏休みのことと、今日から始まる2学期のことについてお話ししたいと思います。

     皆さんはどんな夏休みでしたか。1学期の終業式に、パリオリンピック、パラリンピックを見て、応援してくださいという話をしました。パラリンピックは、今も行われていますが、オリンピックでは、日本人選手だけでなく、世界中から集まった人たちが、全力で競技をしていて、私たち「人間の力」は本当にすごいなと感じさせられました。なお、日本人選手で一番若い選手は15歳。4年後のオリンピックは、今の6年生の人たちも15歳か16歳。4年後は同じ年齢の人が出ていることになります。楽しみですね。
     実は、夏休みは、常西っ子もがんばりました。その写真がこれです。これは、5年生の子たちがサマースクールでの、キャンプファイヤーのトーチワークの写真です。5年生の皆さんは、このトーチワークだけでなく、サマースクールでとてもがんばる姿を、たくさん見せてくれました。きっと5年生の皆さんにとってよい思い出ができたと思います。校長先生にとっても、この夏休みの大切な思い出の一つになりました。5年生の皆さんが、6年生と力を合わせて、上級生として活躍してくれることを期待しています。
     夏休みについてもう一つ。この夏はとても暑く、それ以外に大きな地震の注意情報が出たり、お盆過ぎから昨日まで台風10号の影響があったりして、「自然の力」はすごいなと感じました。今日も地震の避難訓練(シェイクアウト訓練)があります。「自然の力」に負けないよう、自分の命を守ることを、しっかりしてくださいね。

     次は2学期についてです。2学期も、これまでに何度か話をした「と・こ・に・し」をがんばってほしいと思います。
     「ともだち」の「と」。毎日の授業や運動会などの行事で、クラス・学年の友達と力を合わせて、がんばってください。
     「ことば」の「こ」。相手の人がうれしく、「こころ」が温かくなるような言葉を使ってください。相手の人が「嫌だな」と思うような言葉を使ったり、いじめをしたりしてはいけません。
     「にっこり」の「に」。自分も、周りの人も「にっこり」笑顔になれるような行動をしてください。みんながにっこりするためには、すこし「努力」する、がんばることも大切です。「にっこり」がいっぱいの2学期にしてください。
     いろいろなことを「しる」の「し」。「あたま・からだ・こころ」をしっかり使って勉強をしてください。きっといろいろなこと知ることができ、いろいろなことができるようになります。がんばってください。
     最後に、1学期に撮った航空写真を大きくしました。いろいろなものが写っていますので、見てみてくださいね。これも勉強です。

     2学期の終わりに「と・こ・に・し」が、できたか聞きたいと思います。みんなが「がんばれたよ」と言うのを楽しみにしています。
     2学期も皆さん一人一人が大きく成長することを願っています。
     これで始業式のお話を終わります。

  • 7.19 1学期終業式 校長の話

    公開日
    2024/07/26
    更新日
    2024/07/26

    校長室より

     今日で1学期が終わります。1学期の始業式にお話をした「と・こ・に・し」はできましたか。「と」は「ともだち」を大切にして、協力する。「こ」は「ことば」、「こころ」が温かくなるような言葉を使う。「に」は「にっこり」、自分も、周りの人も「にっこり」笑顔になれるような行動をする。「し」はいろいろなことを「しる」。「あたま・からだ・こころ」をしっかり使って勉強をするという意味でした。夏休みも「と・こ・に・し」を大切にしてください。

     さて、明日から夏休みが始まります。休みは44日あります。とても長いです。その長い夏休みを「よい夏休み」にするにはどうしたらいいか、今から考えてもらいたいと思います。そのために、今日は、校長先生が小学生のときに、夏休みの宿題で書いたものを持ってきたので、それを紹介したいと思います。3つあります。

     1つ目は、3年生のときの宿題です。
     「7月23日 月曜日 今日ぼくは、おこられてしまいました。ぼくが 今日の 勉強を やってなかったからです。だから、こんどから、やらなければいけないことは、朝のうちに ぜんぶ やっておきたいとおもいます。」
     夏休みは、自分で使える時間、自由な時間が、いつもよりたくさんあります。いつ勉強するのか。いつ遊んで、いつお手伝いをするのか。1日の生活、44日間の夏休みをどうするか、よく考えて、計画を立てて生活をしてほしいと思います。

     2つ目は、1年生のときの絵日記です。
     「きょう ぼくは、はやおきかい(早起き会)で かばいけの さかなの いちばに いって いろいろな さかなを みてきました。」
     先程も言いましたが、時間がたくさんあります。学校のある日には、なかなかできないことを、夏休みにはやってみてほしいと思います。生き物を飼ったり、育てたり、不思議だなと思うことを調べたり、何か作ってみたり、ぜひ、いろいろなことに挑戦、チャレンジしてみてください。

     3つ目は、これも3年生のときの宿題です。
     「『足のけが』 一学きのおわりの日 帰る時 走ったら ころんで ひざにけがを してしまい 十日くらい なおらなかった。(でも)だんだん なおってきた。だけど、じてん車に のっていたら ひっくりかえって かさぶたがめくれてしまった それもなおって 今はふつうと おなじように なった。」
    大きなけがでなくてよかったなと思います。
     大きなけがや事故、病気がなく、元気でこそ勉強や運動もできるし、楽しい夏休みになります。これを見てください、皆さんが住んでいる常滑市の交通事故でけがをした人の数です。残念ながら、皆さんが住んでいる常滑西小学校区は、交通事故が一番多く、心配な地域です。交通事故にあわないよう、「安全な夏休み」にしてください。

     最後にもう一つ。今年はパリでオリンピック・パラリンピックが行われます。オリンピックは、7月26日〜8月11日、パラリンピックは、8月23日〜9月8日に行われます。3年前は日本の東京で行われましたね。今年は外国(パリ)ですが、ぜひオリンピック・パラリンピックを見てください。日本の選手、世界中から集まった選手たちが全力で競技します。テレビなどで見られるので、家族で応援をしてほしいと思います。きっと、一生心に残る思い出ができると思います。

     それでは、常西っ子の皆さん。けがや病気をしないで、そして交通事故にあわないようにして、9月に元気で学校に来てください。皆さんの「にっこり」元気な笑顔に会えることを楽しみにしています。

    (保護者の皆様へ)
     パリのオリンピック・パラリンピックが開幕します。リアルタイムでの視聴(応援)は時間的に難しいかもしれませんが、ぜひ話題にしていただけたらと思います。きっと今年の夏休みの「特別な」思い出になると思います。

    (下の日記の誤字につきましては、お許しください)

  • 6.10&11 修学旅行(お礼)

    公開日
    2024/06/11
    更新日
    2024/06/11

    校長室より

     修学旅行出発直前まで雨が降っていましたが、その後はよい天気に恵まれ、無事に2日間の行程を終えることができました。
     1日目の奈良での分散研修、旅館での生活、2日目の京都タクシー分散研修など、子どもたちの元気にがんばる姿と人を思いやる姿がたくさん見られました。子どもたちには、出発式で「よい旅行者になってほしい」という話をしました。子どもたちの姿からは「よい修学旅行にしたい」「よい旅行者になる」という思いが感じられました。タクシーの分散研修を終えた子どもたちは、どのタクシーの運転手さんにもしっかりお礼を言い、楽しかったという気持ちを伝えていました。そんな6年生の子どもたちの姿を見て、本当に充実した時間だったんだなと思いました。
     2日間がんばる6年生の子どもたちの姿を見て、本当に頼もしく思いました。ぜひ明日からの学校生活でも、常西っ子の最高学年として、また最高な学年になるよう活躍してくれることを期待しています。
     今回、このように無事に、そしてよい修学旅行にできたのは、子どもたちのがんばりはもちろん、保護者の皆様のご理解、ご支援があってこそだと思います。保護者の皆様を始め、旅行中様々なご配慮をしていただいた旅行会社、バス・タクシー会社、旅館、見学地の方々、すべての皆様に深く感謝申し上げます。(校長より)