心に刻みたい言葉(16)
- 公開日
- 2025/09/23
- 更新日
- 2025/09/23
心に刻みたい言葉
「実るほど頭(こうべ)を垂れる稲穂かな」
この言葉は、稲が実をつけるほど穂が重くなり垂れ下がる様子から、「学問や徳が深まるにつれて、人はますます謙虚になるべきである」という意味で使われます。作者は不詳です。いろいろなことができるようになったり、分かるようになったりした人ほど、謙虚な姿勢が備わった人格者になっていくものです。
このことわざは、多くの優れた経営者や人物の信条とされており、パナソニックの創業者である松下幸之助氏も座右の銘としていたことで知られています。また、ノーベル化学賞を受賞した吉野彰氏もこの言葉を座右の銘としています。