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青海中のあゆみ

半田養護学校の生徒との交流

公開日
2012/11/01
更新日
2012/11/01

校長より

10月26日、1年生が愛知県立半田養護学校へ出かけ、交流活動を行いました。6月に実施していますので、今回で2回目の交流となります。
 この取り組みは、年間3回計画され、1学期は「出会い交流」、2学期は「ワークワク交流」、3学期は「ふれあい交流」と名付けています。交流を深めるためにも、1年間を通してペアを決め、それを変えずに交流を続けることを大切にしています。 平成7年度から始まり、今年で18年目となります。今では本校の特色ある教育活動の一つとなっています。
 はじめは戸惑いもありますが、名前を覚え、手をつなぎ、一緒に運動やゲーム等をすることを通じてお互いの理解がすすんでいきます。時に動き回ったり大きな声を出したりする養護学校の生徒もいますが、それがうれしさの表現だと教えられると、本校生徒の接し方に大きな変化が生じます。こうして理解が深まっていくのだと思います。
今回の交流会の本校生徒の感想が私のところに届きましたので、早速読ませてもらいました。交流相手の名前や交流した活動内容に加え、交流で学んだことなどが書かれていました。主な感想を紹介します。
「ただしゃべるだけではなく、相手のことをもっとよく知っていきたい。」「相手の人の言うことをもっとしっかり分かりたいという思いが強くなった。」「相手のために何かをしてあげるのではなく、どうしてあげたらいいのか考えることが大切であり、それに気づいてサポートしてあげることが大切であると思った。」
 3回目は本校で交流をします。一層交流が深まり、気付きが増えることを願っています。