学級のハーモニーを大切に
- 公開日
- 2012/12/05
- 更新日
- 2012/12/05
校長より
今年も合唱コンクールの時期となりました。女子生徒の澄んだ声と男子生徒の太くたくましい低音が重なってつくられるハーモニーは、聴く人の心を豊かにしてくれます。
音楽室から聞こえる歌声、また、朝や授業後各教室から響く歌声に、皆さんの若いエネルギーを感じます。同時に歌声の響く学校に、寒い時期ではありますが、私の心は春のようにさわやかです。
しかし、合唱コンクール当日までの道のりは、決して平坦なものではありません。みんなの心がひとつにならない場面を目にするもたびたびあるからです。そんな中、指揮者、伴奏者、パートリーダーが中心となってまとめようとする姿に共感し、次第にクラスが一つになっていく様子を今年も感じることができています。「ハーモニー」には、「調和」とか「親しむようになる」という意味があります。歌い込んでいく中で生まれるクラスの「調和」こそ、合唱コンクールの中で最も大切にしたいところです。
合唱コンクール当日、クラスの団結のもとに、美しいハーモニーが会場いっぱいにこだますることを期待しています。