３日間の林間学校を終えました。子どもたちにとって、大変充実した、生涯忘れられない貴重な経験になったと思います。子どもたちは、しおりをよく読み、時間を意識して行動できていました。この自覚の高さは３日間すべてに見られました。すばらしいです。

　また、仲間とのコミュニケーションを大切に、みんなを輪に取り込もうとする温かさがありました。飯盒炊飯で協力する姿は、安心感でいっぱいでした。そして、キャンプファイヤーや２日目夜の学年の集いは、子どもたちの手により企画された創造性あふれる心温まる発表を学年みんなで楽しむ時間となりました。子どもたちと教師とで創り上げる活動になりました。

　教師が、子どもたちの写真を撮ったり、食堂でごはんをよそったりした時にも、どの子どもも自然と「ありがとうございます」という言葉が出るのにも感心しました。

　困っている仲間がいると手伝ったり、自分の係の仕事以外でも必要性に気付くと、進んで動いたりできる「よく気付く子」が増えてきていると思います。自然の家を退所するときには、施設の方が片付け具合を厳しく点検してくださるのですが、「久しぶりにこんなにしっかり整頓や片付けができる学校を見ました」と最大限のお褒めの言葉をいただきました。炊飯場の片付けでも同じように褒められました。青海中の教員として誇りに思います。これも日頃から凡事徹底を意識した生活を、目指して高め合ってきた成果だと思います。

　今後も、この経験を生かし、さらに絆を深め、高め合える学年、のびのびと個性を発揮して認め合える学年を目指していくことを期待しています。

　保護者の皆様、子どもたちを気持ちよく送り出して、さまざまな面でサポートいただき、ありがとうございました。お子様の昨年度から大きく成長した姿を見ることができました。

　帰着の時間が予定よりもかなり早まり、お迎えについてご迷惑をおかけしました。