1月9日 誓いを交わす儀式「誓詞」
- 公開日
- 2019/01/09
- 更新日
- 2019/01/09
校長より
本校には、開校以来続いている卒業前の儀式があります。それが「誓詞」書きです。昭和33年度の第1回卒業生より、卒業にあたって一人一人の誓いの言葉を、冊子にずっと記してきています。その言葉は、今後の自分の生き方を表すものであったり、決意、意気込みを感じさせたりするものです。本年度、第61回卒業生となる69名が新たに書き綴っていきます。この儀式で伝統的に受け継がれているのは、次の2つの約束です。
・あらかじめ用意された1冊に一人一人が順番に小筆を使い、言葉と名前を記していく。
・校長室で校長の前で記す。
この2つの約束があるからこそ、生徒には緊張感漂う時間となります。本日より順番に書き始め、今週中に全員が書き終えます。そして、通算8,600名を超える生徒の「誓詞」が校長室に揃うことになります。
本校を卒業された方との話の中で、誓詞書きのことを話題にすることがあります。また、実際に来校された場合には、当時書かれた言葉をみられ、とても懐かしがってみえます。15歳の時の自分の思いに感慨深いものがあるようです。