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青海中のあゆみ

誓いを交わす儀式「誓詞」

公開日
2013/02/01
更新日
2013/02/01

校長より

本校には、開校以来続いている卒業前の儀式があります。それが「誓詞」書きです。昭和33年度の第1回卒業生より、卒業にあたって一人一人の誓いの言葉を、冊子にずっと記してきています。その言葉は、今後の自分の生き方を表すものであったり、決意、意気込みを感じさせたりするものです。本年度、第55回の卒業生となる99名が新たに書き綴っていきます。
 この儀式で伝統的に受け継がれているのは、次の2つの約束です。
・あらかじめ用意された1冊に一人一人が順番に小筆を使い、言葉と名前を記していく。
・校長室で学校長のいる前で記す。
この2つの約束があるからこそ、生徒には緊張感漂う時間となります。1月23日の3年C組女子生徒から始まり、2月1日まで続きます。全員が書き終わると、通算8,400名を超える生徒の「誓詞」が校長室に揃うことになります。
 本校を卒業された方との話の中で、誓詞書きのことを話題にすることがあります。また、実際に来校された場合には、当時書かれた言葉をみられ、とても懐かしがってみえます。15歳の時の自分の思いに感慨深いものがあるようです。
 本校のとても大切な行事の一つです。