本日の1年生(1月29日火曜日 携帯安全教室)
- 公開日
- 2013/02/03
- 更新日
- 2013/02/03
1年生より
6時間目の総合的な学習の時間では、NTTドコモから講師の方にお越しいただき、携帯安全教室が行われました。
教師として、生徒間のトラブルを指導する中で、その原因の一つとして、「あの子にメールしたのに返信が来なかった。無視された。」というものが挙がってくることがあります。「すぐに返信しなくては嫌われる」という心理から、友達どうしでは、「すぐに返信しなくてはならない」というような暗黙のルールのようなものが、生まれるようです。また、ブログに誹謗中傷を書き込んだことが原因で、トラブルになるケースも少なくありません。「○○が書いた」、「いや書いていない」となり、けんかやいじめに発展するようなケースもあります。
もちろん、これらの事が起きるのは、中学生ゆえの「生徒の心の未熟さ」があるかもしれません。しかし、「携帯電話やインターネットの正しい使い方やモラルを理解できていない」ということが根本的な原因であるのかもしれません。教師として、こういったケースに出会う度に、携帯電話やインターネットの正しい使い方を、担任や生徒指導担当の教師から指導してきました。
そういった中で、今回のような教室を開き、講師の方が具体的な事例を示しながら、非常にわかりやすく説明して頂き、生徒にとっては、非常に意義のあるものになりました。
・メールは必ずしも返信があることを期待してはいけない
・「出会い系サイトなどで、『会おう』と誘われても、絶対に会ってはいけない
・インターネットは相手に顔が見えないので、簡単に他の人になりすますことができる
などといったことは本当に大切なことです。
これらの内容を、言葉だけでなく、ビデオで見せていただき、かなり生徒の心に響いたようです。携帯電話が抱える危険性を肌で感じることができました。
青海中学校の1年生の中にも、自分の携帯電話やスマートフォンを持っている生徒が、約5人に1人程度いるようです。持っていない生徒が多いように思えますが、今の時代、高校や大学と、進学し年齢が上がるにつれて、携帯電話やスマートフォンを持つことになる人がほとんどだと思います。
この教室の終了後、生徒に感想を書かせました。現在携帯電話を持っている生徒も、持っていない生徒も、今後注意するべき点を文章でしっかりと、述べることができました。 保護者の皆様には、家庭でも是非話題の一つにしていただけたらと思います。
お忙しい中、お越し頂き、分かりやすい講話をしていただいた講師の方に、感謝申し上げます。ありがとうございました。