クラスの調和こそ合唱
- 公開日
- 2010/12/14
- 更新日
- 2010/12/14
校長より
今年も合唱コンクールの時期となりました。女子生徒の澄んだ声と男性の太くたくましい低音が重なってつくられるハーモニーは、聴く人の心を豊かにしてくれます。
音楽室から聞こえる練習の歌声、また、各教室から響く歌声は、学校ならではの風景です。歌声の響く学校の様子に、寒い時ではありますが、心は春のようにさわやかです。
しかし、合唱コンクール当日までの各クラスの取り組みは、決して平坦な道のりではなかったと思います。みんなの心がひとつにならない場面もあったのではないかと想像できるからです。「ハーモニー」には、「調和」とか「親しむようになる」という意味があります。歌い込んでいく中で生まれるクラスの「調和」こそ、合唱コンクールの大切にしたいところです。
また、1年、2年、3年と学年が上がるにつれて、これまでの経験が生かされ充実した合唱になっていくのも、この行事の特色であります。
クラスの団結のもとに、美しいハーモニーが会場いっぱいにこだますることを楽しみにしています。