愛校作業から感ずること
- 公開日
- 2011/02/25
- 更新日
- 2011/02/25
校長より
2月24日の午後、2時間をかけて3年生の生徒が愛校作業をしてくれました。これまで使用した教室の机やいすの美化、特別教室の机の修理、階段のペンキ塗りとワックスがけをしてくれました。
この作業が始まると毎年思うことですが、生徒たちの卒業が間近に迫ってきたことを身に染みて感じます。この生徒たちとの別れの日が近いことを教えてくれます。作業を通して、自分たちが世話になった机やいすなど学校のものに対する愛着の思いと感謝の心がわいてくるようで、どの生徒も本当に真剣に取り組んでくれました。素直に作業と向き合う姿に、生徒たちの感謝の気持ちがよく伝わってきます。
在校生は、学年末テスト当日ということもあり、3年生のこうした活動の様子を目にすることがないのが残念ですが、明朝、登校して3年生の作業のあとを見ると、感謝の思いを持つと信じています。
毎年の取り組みとはいえ、こうした活動が伝統的に続けられ、一人一人の心の中に母校に対する愛着がはぐくまれていくのだと思います。大切にしたい行事の一つです。