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青海中のあゆみ

心に刻みたい言葉(5)

公開日
2025/06/16
更新日
2025/06/16

心に刻みたい言葉

「読書は心のお風呂」

          (喜多川泰氏の言葉)


 喜多川氏はこの言葉について、次のように説明しています。

 「お風呂に入るのはなぜですか?」そうすると「一日活動したら体が汚れるでしょ!」外出したらいろいろな汚れがつくし、人間は内側から新しいものを作って古いものを排出するのが生きるということですから。それをきれいにして寝床に入りたい。これは当たり前の話です。体はそうですけど、じゃあ心は?

「読書は心のお風呂です」 昔よりも現代の方が、一日に触れる情報量が桁違いに多いから、心のお風呂に入る時間を必要としています。例えば手元にスマートフォンやPC、そういったデバイスが近くにある生活環境って、ここ10数年のうちに人類が初めて経験したことです。今やそれが当たり前になっています。一日生きるとやはり外からの情報によって自分の心が汚れるし、内側からの情報つまり自分が考えていることによっても心が汚れる可能性があります。


 以前、いいなと思った本を1冊手に取って帰って読んでみたら、読んだ時間はそれこそ20分くらいでしたが、荒んでいた心が本当に軽くなり、心が洗われた気がしました。それが、本当に心が洗われた瞬間だったんだなと共感しました。「一日15分を読書に置き換えるだけで、人生は100%変わります」と言い続けてきているそうです。